なんばの駅と源泉税

「じゃあ、高島屋の前のスクランブル交差点で待ち合わせましょう」
「はーい、了解です」

って5分前に返信したのに、千日前線のホームに来てしまった・・・
今日は出張、ここは大阪。
「なんばの駅構内がぜんぜんわからなすぎるーーーーーー!」

なんだかんだでもう、御堂筋線を降りてから20分。
待ち合わせ時刻も迫ってきている。
結局、今時駅員さんに聞くという選択。

「すいません、高島屋はどうやったら行けますか?」

結局それから10分後、やっと会えた友達に笑われながら確認してみた。
まっすぐ来れていれば、5分かかるかかからないかくらいではないかとのこと。

知らないのは損

いやあ、あらためて、知らないというのは損だ。

実はその友達、南海電車が車両故障ということで、ちょっと遅刻してきた。
なので、結果として待たせることはなかったのだが・・・
それでも、貴重な時間を数十分費やしたし、精神的にもよいものではなかった。
ビジネスだったら、金額的な損失につながっていたのかもなぁ・・・

で、この、”知らないというのは損”という話。
どの世界にもたくさんあるなあ、などとよく感じるわけでして。

あなたの知らない源泉所得税

税金の世界にも、やっぱりそういうのはたくさんありましてね。
中でも源泉所得税などは、音大生や音楽家の場合知らないとかなり損する典型ではないかと。

月に5万円くらい(年間60万円)ギャラをもらっていている人。
年間で5万円くらいの税金を損しているかもしれません。

ざっと細かい計算は書きませんが、ざっと計算します。
年間60万円のギャラ(収入)。
もしすべてが、源泉所得税を引かれる仕事だとしたら、引かれた源泉所得税は約6万円。
だとすると、まったく経費がかかっていないとしても、年間の税金は1万円くらいになるはず。

これ、もし確定申告をすると、なんと5万円くらいは、あなたの口座に戻ってくるという計算になるんですよ。
でも、そんなの知らないから、引かれたまんま放っておく人がとっても多いというのが現実・・・

あなたはどちらを選びますか?

オンカクのトークショーでは、これを知って、
「えええー!すぐにやります」
と言って、本当に申告した人が何人もいます。
中には、過去数年分を一気にやった人もいます。
そして「確定申告は、やってみたら、思ってたよりぜんぜん簡単だった」という人が多いです。

あなたは、源泉所得税を引かれたまんまにしておきますか?
それとも確定申告をして、税務署から戻してもらいますか?

高島屋は遠かったです。

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